「ストレージからの読み取り中にサーバーエラーが発生しました。エラーコード: NOT_FOUND。」

GASのスクリプト実行時に、ある条件が揃うと生じるこのエラー、なかなかやっかいです。なんてったって、原因がわからない。。認証画面表示もなしにこのエラーが出てしまうから、ログもなくノーヒント状態に陥ってしまいます。

そこで今回は、エラーが生じる条件と、対策について解説します。

ちなみに、英語での文面は次の通りです。
We’re sorry, a server error occurred while reading from storage. Error code NOT_FOUND.

発生する条件

確認した限りでは、次のような条件で発生します。

  1. V8ランタイムが有効である。
  2. ライブラリにdeveloperモードのものがある。
  3. スクリプトのオーナー以外のユーザーによる実行である。

上記の1~3がすべて重なった際にエラーが生じました。
(以下は旧エディタと新エディタでの、実際のエラーメッセージ)

対策

対策は、先ほどの1~3のいずれかの原因を除去することになります。

1.V8ランタイムを無効化

無効化したら、エラーは生じません。
、、しかし、V8対応でスクリプトが書かれている場合も多いと思います。そういう場合は別のエラーが出てしまいますので、有効性は低めです。

2.ライブラリのdeveloperモードを解除

ライブラリのテスト段階が完了してるなら、こちらが一番実効性が高い対策かもしれません。

※以下に、旧エディタおよび新エディタでの解除方法を載せておきます。
developerモードをOFFにして、固定のバージョンを指定するとよいです。

3.オーナーアカウントを用いる。

それができるなら苦労しないかもしれませんが💦、、ある意味、可能なら一番お手軽な解決策かもしれません。

まとめ

このエラー、現時点(2021/5/28)では日本語の情報も少なく、かなり厄介でした。
お役に立てましたら幸いです。

「こんな条件でもでた!」とか情報ございましたら、ぜひお知らせください。

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